サイレントシステム公式サイト

サイレントシステムの効果「体感ツアー」お申し込み
News 最新情報 もっと見る

新製品「消音コアドリル / サイコアー」のお知らせ

平素よりサイレントシステムをご利用いただき厚くお礼申し上げます。
この度、プロトタイプ機※として「消音コアドリル / サイコアー」がラインナップに追加される運びとなりました。
ご利用を検討される場合は、お問い合わせフォームからお願いいたします。

サイコアー|サイレントシステム新製品

こちらのサイコアーは改修工事の消音化を行う上で大きな壁となる「躯体を打撃する音」(固体伝播音)の消音化に挑戦した製品です。サイレントシステムの開発は作業を細分化し、分析・検証を行いますが、やはり躯体に打撃を与えるアンカー打ちやコンクリート解体は大きな騒音振動が発生するので、どのお客様にとっても解消したい大きな課題でした。
長年にわたる研究開発と検証を重ね、お客様及び工具ユーザーからのヒアリングを基に、プロトタイプ機として製品化され、皆様の現場で使っていただける形となりました。

サイコアーを使用することで、作業時間を制限されることなくコンクリートの穿孔作業を行うことができる可能性が高まります。

【サイコアー】

コンクリート穴あけ時の騒音と粉塵を抑制することができます。

特徴 躯体に打撃を与えず、回転で穿孔するため騒音・振動を大幅に低減。
ドリル・水循環共にバッテリー式のため、取り回しが簡単。
水の回収率が高く、建物への漏水リスクを回避
回収した水を循環システムでろ過するため、水の交換が最小限
※水満タン時:径16.5mm/深さ40mm/100穴
製品情報
ドリル L500×W110×H360
重さ4.5kg
(バッテリー除く)
水循環 L370×W200×H360
重さ5.4kg
(バッテリー・水除く)
適用条件 最低必要水量5.0リットル
関連パーツ ビット(φ10.5~19)
(別売り)
サイコアー|サイレントシステム新製品サイコアー|サイレントシステム新製品

【騒音測定結果】 2023.11.15

サイコアーの騒音低減効果についてご紹介いたします。
入院病棟のある病院での外壁改修工事でアンカー打ち作業がある現場でした。
従来の穴あけ作業は大きな音が出るため、作業の時間制限が発生することや、工事が止まってしまうことも多々ありますが、入院病棟という特殊な環境での工事のため、患者様や病院関係者の方が不快に感じないように騒音に配慮して工事をする必要があり、サイコアーの導入により作業制限を受けずに工事を実施できるか確認するため、病院関係者様と騒音測定を行いました。

比較対象:振動ドリル/従来コアドリルA・B・C/サイコアー
条件:病院関係者立ち合いのもと実施
測定場所:穿孔壁面裏側の室内
ハンマードリル 従来コアドリルA 従来コアドリルB 従来コアドリルC サイコアー
乾式 湿式 湿式 乾式 湿式
電源 電源コード 電源コード 電源コード 電源コード バッテリー式
騒音値 94dB Low:72dB
High:70dB
69dB 静音:69dB
高速:72dB
低速:61dB
高速:62dB
穿孔スピード 6秒 Low:16秒
High:19秒
11秒 静音:38秒
高速:13秒
低速:20秒
高速:19秒

【判定の声】

  • [看護師長]
    サイコアーであればほとんど音が気にならないので、時間制限なく作業して問題ないと感じました。外来エリアであれば、患者様が比較的少ない平日、病棟であれば平日と土日で工事を進めてください。
  • [その他関係者]
    室内の扇風機の方がうるさいと感じたほど、サイコアーでの作業は気にならなかった。これであれば今後の工事がスムーズにできる。
  • [サイレントシステム担当者コメント]
    「アンカー打設の穿孔作業を時間制限なしで出来る」と現場所長にはとても喜んでいただけました。実際に工事が始まって7か月経過しているが、サイコアーの使用により穴あけ作業時の騒音クレームは来ていないとの事で安心しています。消音効果だけでなく、バッテリー駆動であることや本体と水循環ユニットが小型で取り回しやすい等の理由から、足場上で作業している職人さんからも好評いただいております。最初は慣れない工具を使用する不安があったと思いますが、開発担当者と共に現場にお伺いして工具指導等のサポートをさせていただいております。

サイコアーは今まで厳しい作業制限の中で行われていたコンクリートの穴あけ作業を打撃せず低騒音にすることで時間制限を受けずに作業を実施することができる製品となっています。
病院、マンション、ホテル、などの、お客様が常にいる建物での作業効率アップも実現し、工期短縮や、生産性向上も実現します。

こちらはプロトタイプ機となっておりますのでご利用を検討される場合は、お気軽に当サイトのお問い合わせフォームにご連絡ください。また、今後の改良のためにヒアリングをさせていただく場合がございます。その際にはご協力いただけますと幸いです。

本リリースに掲載されている情報は2024年4月10日現在の情報です。
予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。